地元の弁護士に依頼するメリット

このサイトをご覧いただいている方は、交通事故の被害者として、損害賠償請求や保険会社との交渉などについて有益な知識を得たい、あるいは弁護士に相談してみようか、それならどの弁護士に依頼したらいいか、などお考えの方々が多いかと思います。

昔は、弁護士の世界では広告自体が禁止されておりましたし、そもそもインターネットなどの環境もありませんでしたので、知人の紹介や法律相談センターの紹介などで弁護士に依頼するということが大半だったと思います。

最近では、弁護士が広告を出すことが可能になり、インターネットの爆発的な普及と相まって、弁護士事務所がインターネットによる広告を掲載する等し、積極的に情報を発信するようになりました。そして、新潟に住みながら、東京や大阪といった大都市にある法律事務所のホームページや広告を目にするようになりました。その結果、新潟において交通事故の被害に遭われた方が、このような広告を目にし、新潟県外の事務所へ依頼することがあるとも聞いております。

しかし、交通事故の案件、特に高度の後遺症や死亡事故などのケースでは、案件が深刻であるため、解決のためには何度も詳しい打ち合わせをすることが必要です。東京や遠隔地の事務所に依頼した場合、事務所に足を運んだり、弁護士から来てもらう場合にも、交通費や日当などのコストがかさむことになります。症状がそれほど重篤でない場合でも、地元の医療機関や関連する機関などの情報を把握していることは、適切な損害賠償を受けるために重要なことですが、遠隔地の事務所ではなかなか把握できないところです。

さらに現場の状況や周辺環境を直に知っているかどうかということが重要になる場合もあります。たとえば、積雪時の事故などは、実際に雪国での生活体験や雪道での運転の経験がないと理解することが困難ではないかと思います。

また一方で、東京等で交通事故を専門的に対応している事務所の中には、後遺症の等級の獲得や医療の専門家との連携など、地方の一般の事務所では対応できないメリットがあるところもあります。

当事務所は、新潟に所在しておりますが、後遺症等級獲得の高度の知識・ノウハウを有する専門家や機関とのネットワークを構築しており、複雑な案件について高度の後遺症獲得のため専門家の力を借りたり、レントゲン等の画像診断等も対応できる体制が整っています。それら専門家は県外の方もいらっしゃいますが、当事務所が持つ新潟における体制を基盤として、必要な範囲で連携しており、それにより複合的なきめ細かい対応ができるのではないかと考えています。

また、事務所が新潟にありますので、打ち合わせにおいでいただくにも、こちらから伺ったり新潟の裁判所での手続きに関与するにも、依頼者の方々にとって利便であると思います。

事故やその賠償に関連して、個人事業の確定申告を行ったり、財産の管理や相続に絡んだ問題の処理も派生的に生じてくる場合もありますし、刑事事件として処理する警察との対応なども必要となる場合もあります。

当事務所は新潟に基盤を置き、上記のような対応も十分できる体制が整っており、さらに弁護士5名が在籍して、それぞれ交通事故の専門的なセミナーに出席したり、全国的に活躍されている専門家や機関と連携して、情報交換等も行いながら、その知見を生かして事件に取り組んでおります。

このような点をご理解いただき、依頼先を選択される場合の参考にしていただければと思います。

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江畑  博之

江畑  博之

昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。
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