足関節果部骨折について

足関節は，脛骨（膝下にある太い骨のこと）及び腓骨（膝下にある細い骨のこと）の端，距骨（踵の上部にある骨のこと），それらをつなぐ靭帯（前脛腓靭帯や踵腓靭帯など）で構成されています。

歩行者やバイク運転中に事故に遭った場合，転倒時などに足関節に強い力が加わりやすく足関節骨折が生じやすいのですが，上記のような足関節の構成から，足関節周囲の靭帯損傷や骨折が生じる可能性があります。

足関節の腫れや変形などを確認するとともに，距骨の動きやXP撮影で診断します。

靭帯の断裂が無く，転位のないものについてはギプス固定といった保存的治療も可能とされています。

しかし，多くの場合は手術が必要で，骨のずれを防ぐために，ボルトなどで固定を行います。

片足の足首の可動域が健側と比較し

２分の１以下	「１下肢の３第関節中の１関節の機能に著しい障害を残すもの」として第１０級１１号
４分の３以下	「１下肢の３大関節中の１関節の機能に障害を残すもの」として第１２級７号