制限速度の引き上げと速度超過の取り締まり 弁護士 江幡 賢

昨年、警察が、高速道路の一部区間の最高速度を,現在の時速100キロから段階的に時速120キロに引き上げることを決定しました。
また,今年に入ってから,全国の警察で,最高速度時速40キロと時速50キロ規制の一般道5000キロメートル(2610区間)で最高速度を時速10キロから時速20キロ引き上げることを決定しました。
新聞報道によれば,新潟県内でも、350区画、約656キロメートル(350区間)もの道路について、制限速度が時速10キロメートルから20キロメートル引き上げられる予定です。656キロメートル(350区間)もの距離が引き上げられるのは,福岡県に次いで全国で2番目だそうです。
私は,事務所から裁判所に向かうのに,信濃川沿いの道路を利用しているのですが,その道路の一部でも,最近,制限速度が時速40キロメートルから,時速50キロメートルに引き上げられました。
新潟県は,全国で2番目に制限速度引き上げの距離が長いとの事ですので,普段皆さんが利用されている道路も,制限速度の引き上げられた区間があったかもしれません。
これら、一般道路や高速道路の最高速度引き上げの狙いは、規制速度と実際に車が走行している速度との隔たりを解消し、取り締まりへの理解を広げるところにあると言われています。
つまり、制限速度を超過した速度で走行している車両が多い状況では、速度超過の取り締まりを受けた場合には、取り締まりを受けた側の不公平感が大きいため、実際の車両が走行している速度と規制速度とを一致させて、速度超過への取り締まりについて理解してもらおうという狙いがあるようです。
私は、このニュースを見た時に,今後、法定速度が引き上げられる代わりに、速度超過を違反した車両に対しては、より厳格な取り締まりが実施される可能性があると感じました。
自動車を運転する際には、交通事故を避けるためにも,法定速度を遵守していただくことはもちろんですが、今後は、今まで以上に法定速度を超過しないように注意を払う必要があるかもしれません。
私も,裁判所に急いで向かう際には,つい運転中に制限速度を超えてしまいそうになることがありますが,今まで以上に速度超過には気を付けて運転しようと思います。

投稿者プロフィール

江畑  博之
江畑  博之
昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。
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江畑  博之

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昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。

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