【解決事例】むちうち 過失割合について通常よりも有利な割合で示談した事例

最終示談金額 約100万円

傷病名:頚椎捻挫

後遺障害等級:なし

弁護士特約:あり

事故の状況

依頼者は、信号機のある交差点を青信号で直進しようとしたところ、対向車線から右折してきた車と
衝突しました。

当事務所に相談にいらっしゃったのは、事故から約1か月後であり、事故で負った怪我の治療をしている段階でした。

当事務所の対応

5カ月弱治療を行い、怪我は完治したので、保険会社と人身損害の交渉を行いました。
事故態様から、一般的な過失割合は依頼者20、相手方80が相当でしたが、事故記録を精査したところ、相手方は、事故発生時、眠気で下を見ていたという事実が判明したため、その点を踏まえて、過失割合は依頼者10、相手方90が妥当であると主張しました。

保険会社は当初、過失割合の修正を認めませんでしたが、粘り強く交渉した結果、最終的にはこちらの主張どおり、依頼者10、相手方90の過失割合で合意が成立しました。

また、慰謝料等の損害についても、裁判基準に近い金額で合意が成立しました。

弁護士からのコメント

過失割合は、事故態様によって基準があり、一般的にはその基準に則って決まります。
ただ、著しい前方不注視やスピード違反等の過失割合を修正する要素などがあれば、基準の過失割合を修正することがあります。

保険会社から提示された過失割合について納得いかない場合は、一度弁護士にご相談ください。
(担当弁護士 江畑博之)

 

掲載日:2024年5月13日

投稿者プロフィール

江畑  博之
江畑  博之
昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。
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江畑  博之

江畑  博之

昭和56年新潟県燕市生まれ。平成14年新潟大学工学部化学システム工学科へ入学。卒業後、平成18年東北大学法科大学院入学する。司法試験に合格後は最高裁判所司法研修所へ入所し弁護士登録後、当事務所へ入所する。交通事故被害者が適切な賠償額を得られるよう日々、尽力している。

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