連続して二つの事故にあった事案

相談者 40代男性

傷病名 腰椎捻挫等

等級  非該当

依頼の経緯

当事務所の交通事故 HP をご覧になってご相談にいらした方でした。

本件で特徴的であるのは、数日程度離れた近い時期に2回交通事故に遭われ、傷害を負った部位
も同一であるという事案でした。

ご自身では対応することが難しいと考え、当事務所に依頼をされました。

当事務所の活動

同一箇所について、別の交通事故に損傷した場合、理論上はそれぞれの事故ごとに損害を算定し、それぞれ各保険会社に請求することが正しいと思われます。

しかし、少なくとも交渉において、そういった算定は困難であり(裁判であれば裁判所がなんとか認定せざるを得ませんが)、各保険会社に対して、連帯債務を負うものとして、全額の請求を行いました。

交渉の末、保険会社同士で負担する部分について、協議ができ、依頼者としては二つの事故による損害について、ほぼ全体的な賠償を得ることができました。

担当弁護士の所感

事案自体が複雑である上、保険会社の担当が数回交代したため、担当者の事案への理解も担当者ごとになってしまい、解決までに長期間を要してしまいました。

最終的には、満足のいく賠償が得られた点はよかったと思います。(弁護士 小林 塁)

掲載日:2024年6月27日

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