【解決事例】過失割合を50:50から0:100に大幅に有利に変更することができた事例

事案の概要

依頼者が交差点で信号待ちをし、発車しようとしたところ、対向車線を走行してきた相手方車両が依頼者の車両に接触をしました。本件事故発生後、相手方はその場から逃走し、依頼者が追いかけてようやく停止するに至りました。

依頼者が相手保険会社から過失割合は50:50であると主張され、納得がいかず、弊所に交渉をご依頼されました。

弁護士法人美咲の活動

本件ではドライブレコーダーの映像がなかったため、まず事故態様を調査しました。具体的には弁護士会照会を用いて、所轄の警察署から物件事故報告書等を取得しました。しかし、同報告書には有益な情報は記載されていなかったことから、依頼者から事故態様およびその前後の状況を詳細に聴き取り、相手保険会社に対して提示しました。

弊所から催促をしたにもかかわらず、相手保険会社から3カ月程度回答がありませんでした。

そのため、相手保険会社と交渉を継続することは難しいと判断し、相手方に対して直接「内容証明郵便」という方法で損害賠償の通知を行い、支払いが無い場合は訴訟提起も辞さないという意向を示しました。

すると相手保険会社から回答があり、過失割合を当方の依頼者が無過失(0:100)での解決に応じました。

担当弁護士の所感

いわゆるセンターラインオーバーの事案であるにもかかわらず、相手保険会社が事故態様をきちんと確認しないまま対応をしていたような節がありました。弁護士が介入することで、依頼者に無用な損害賠償を支払わせることなく解決ができて、本当によかったです。(担当弁護士 五十嵐勇)

掲載日:2025年12月11日

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